公開日 2018年11月05日 | 更新日 2018年11月26日

北里大学

脳神経外科学

急性期の脳血管障害から悪性脳腫瘍までを網羅した脳神経外科

当教室は脳神経外科を専門として、急性期の脳血管障害から悪性脳腫瘍まで、幅広い疾患を網羅しています。なかでも血管疾患と、急性期の破裂脳動脈瘤や脳血管障害に対する血管内治療には強みを持っており、私の専門である悪性脳腫瘍に関しては、神奈川県では最も多くの症例(76件:2016年)を北里大学病院で扱っています。また機能的脳外科を着実に治療している点も特徴といえます。
当教室は教室員12名と少数精鋭で北里大学病院を守っています。皆非常に真剣に日々の治療に取り組んでいることが、最大の特徴といえるでしょう。

医局情報

診療科 脳神経外科
専門分野 脳神経外科
症例・
手術数
悪性脳腫瘍76件(2016年)
関連病院

当院

関連病院

専門分野

教室で扱う主な疾患

  • 脳腫瘍(小児、良性、悪性、転移性、頭蓋底部)
  • 脳血管障害(脳動脈瘤、脳硬膜動静脈奇形、頸動脈閉塞狭窄、もやもや病など)
  • 脊椎脊髄疾患(脊髄腫瘍、頚椎症、椎間板ヘルニアなど)
  • 末梢神経疾患(手根管症候群、胸郭出口症候群など)
  • 機能的疾患(片側顔面痙攣、三叉神経痛、てんかん、パーキンソン病)
  • 先天奇形、水頭症、頭蓋骨早期癒合症
  • 頭部外傷

臨床を中心に行うが、今後は研究にも少しずつ力を注いでいく

当教室は前述の通り非常に多くの症例数を手がけており、臨床を中心としています。しかしながら、今後は少しずつ研究にも力を注ぎたいと考えています。当教室は臨床がさかんであるがゆえに、悪性脳腫瘍のサンプルが豊富に揃います。現在、それらを活かした悪性脳腫瘍における免役機序の関与、免疫学的治療法の関与について、徐々に研究を進めています。

教育体制・キャリアパス(専門医及び学位の取得)

1.研修の流れ

当教室では初期研修期間を2年間、入局後には4年間の後期研修を行い、7年目に専門医の試験を受けます。当教室では研修医時代にもっとも重要な頭部外傷と急性期血管障害を大学病院としては異例に多くの症例を扱っているため、研修医のころからイニシアチブを取って手術・治療にかかわることができます。また一方では悪性脳腫瘍に対する手術・放射線・化学療法といった複雑な治療も学ぶことができ、早くから成長できる環境といえるでしょう。

【初期研修期間】入局〜2年目まで

1:外科学領域に関係したプライマリ・ケア

2:脳神経外科専門医研修コースの入門編

【後期研修期間】3年目〜6年目まで

大学病院を中心に配属され、急性期から慢性期まで、脳神経外科の幅広い疾患を診ることができます。

医局の構成

所属医師 12名(男性10名 女性2名)
専門医

10名

男女比

10:2

所属医師の
主な出身大学

北里大学、東北大学、山口大学、山梨大学、聖マリアンナ医科大学、金沢大学

同大学出身者と
他大学出身者の比率

5:7

当教室には、出向者を含めて計25名の教室員が在籍しています。その構成は、主任教授1名、教授1名、講師6名、助教10名、病棟医3名、技術員1名、名誉教授2名、客員教授1名です。このうち4名の教室員は女性で、結婚や出産などのライフイベントに合わせて勤務体系を変更し、外来専門の医師として仕事を続けてもらっています。

教室員のおよそ半分は北里大学出身者ですが、他にも以下のように全国の大学から教室員が集まり、出身大学の垣根なく、よい医療を真剣に追究しています。

【卒業大学】

北里大学、東北大学、山口大学、山梨大学、聖マリアンナ医科大学、金沢大学

所属医師のインタビュー

研修生へのメッセージ

当教室は、少数精鋭で深いコミュニケーションをとって日々真剣に治療に取り組んでいます。それは、私たちのもっとも誇れることだと自負しています。
患者さんの生死を左右することも多い脳神経外科という分野は、厳しいこと・苦しいことも多く、私自身もこれまで多くの苦難を経験しました。しかし、脳神経外科は非常に面白い世界であり、元気になった患者さんからの「ありがとう」の一言は、何にも代えがたく嬉しいものです。
「医師として誇り高く真剣に生きていきたい」そんな志をお持ちの方には、きっと当教室は頑張りがいのある環境でしょう。
当教室には、幅広い疾患への治療を通してあらゆるチャンスが巡ってきます。ぜひ医師として夢を持ち、あなたの力を私たちの教室で発揮してください。

北里大学の情報

住所:神奈川県相模原市南区北里1丁目15-1

電話:042-778-8111

公式HP:http://www.kitasato-u.ac.jp/khp/index.html

メディカルノートで病院詳細を見る

この医局の情報をインタビューさせて頂いた先生

北里大学医学部脳神経外科学 主任教授

隈部 俊宏 先生

1986年、東北大学医学部を卒業後、同学脳神経外科へ入局。東北大学大学院医学部医学系研究科に在籍中、「神経膠芽腫における構造改変を来したα型血小板由来増殖因子受容体遺伝子の増幅」にて学位取得、同論文にて脳神経外科学会賞(ガレーヌス賞)を受賞した。2013年より、北里大学医学部脳神経外科学にて主任教授を務める。