公開日 2018年11月04日 | 更新日 2018年11月05日

後期研修とは?

まとめると・・・

  • 各学会が定めた専門医の取得を目的とする、医師の研修期間である
  • 一般的には卒後3〜6年目、初期研修後に専門医を取得するまでの期間をさす
  • 新専門医制度においては「専門研修プログラムを受け、専門医を取得する時期」をさす
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後期研修とは?

後期研修とは、各学会が定めた専門医の取得を目的とする、医師の研修期間です。

2013年4月に厚生労働省から「専門医の在り方に関する検討会」の最終報告書が公表され、2014年には新たな第三者機関として「一般社団法人日本専門医機構」が設立されました。この日本専門医機構が専門医について新たに定めた制度は「新専門医制度」と呼称されています。

なお、現在の「後期研修」は、新専門医制度における「専門医取得にかかる研修」にあたります。

後期研修期間とは

一般的に後期研修期間とは、卒後3〜6年目、初期研修後に専門医を取得するまでの期間をさします。初期研修で幅広く学んだあと、後期研修期間ではそれぞれのキャリアを磨きます。

後期研修期間ではどのようなキャリアを選択できるの?

後期研修期間では、おもに以下のキャリアを形成することができます。

  1. 大学医局に籍を置きながら、大学病院や関連病院で後期研修(専門研修)を行う
  2. 博士号取得を目指し、大学院に通いながら研修を行う
  3. 大学医局には属さずに、市中病院等で後期研修を行う
  4. 臨床以外に進む(基礎研究、公衆衛生、医系技官など)

ポイント!

後期研修のまとめ・ポイント

後期研修期間は、新専門医制度においては「専門研修プログラムを受け、専門医を取得する時期」と考えることができます。

→新専門医制度の詳しい情報については、こちらをご覧ください。

→専門研修プログラムの選び方については、こちらをご覧ください。